瀬戸内海燧灘においてミズクラゲがカタクチイワシ資源に与える影響の評価

瀬戸内海燧灘においてミズクラゲがカタクチイワシ資源に与える影響の評価

レコードナンバー910782論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20015015NACSIS書誌IDAN10063434
著者名銭谷 弘
河野 悌昌
亘 真吾
書誌名水産海洋研究
別誌名Bulletin of the Japanese Society of Fisheries Oceanography
発行元水産海洋学会
巻号,ページ81巻・ 1号, p.1-17(2017-02)ISSN09161562
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抄録餌(カイアシ類)をめぐる競合によるカタクチイワシ資源へのミズクラゲの影響を評価するため,栄養塩-植物プランクトン-カイアシ類-ミズクラゲの捕食-被食動態とミズクラゲとカタクチイワシ仔魚の生残,成長過程を瀬戸内海中央部に位置する燧灘においてモデル化した。2001-2005年の春夏季のカイアシ類の変動をモデルにより再現し,ミズクラゲ分布密度とカタクチイワシの生残,成長率の関係を検討した。摂餌開始5.7mmから体長40mmまでのカタクチイワシの生残,成長率はミズクラゲの出現日の分布密度と反比例の関係にあり,傘径100mmのミズクラゲが100m3当たり10個体以上出現すると,餌不足となりカタクチイワシが生残できなくなることが示された。2007-2009年の5-8月の燧灘において,平均傘径72mmのミズクラゲの分布密度は最大100m3当たり10個体であり,2000年代後半において,ミズクラゲとの餌の競合によりカタクチイワシの仔稚魚の生残が低下しはじめていた可能性がある。
索引語ミズクラゲ;生残;分布密度;カタクチイワシ;カイアシ類;カタクチイワシ資源;影響;評価;餌;競合
引用文献数50
登録日2017年06月05日
収録データベースJASI

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