マクロファージの一酸化窒素産生に対するエミューオイルの効果

マクロファージの一酸化窒素産生に対するエミューオイルの効果

レコードナンバー910791論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名伊藤 実
渡部 俊弘
丹羽 光一
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ61巻・ 4号, p.142-146(2017-03)ISSN03759202
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抄録マクロファージは,細菌感染やがん細胞の発生の際に活性化する細胞であり,一酸化窒素(NO)などの炎症性物質を産生し,生体を防御する働きをもつ。しかし,炎症性物質の過剰産生は,リウマチなど多くの疾患の原因となるため,これを抑える抗炎症物質が広く機能性食品や化粧品,医薬品として利用されている。本研究では,エミュー(Dromaius novaehollandiae)の皮下脂肪から得られるエミューオイルが,マクロファージによって産生されるNOに与える影響を調べた。マウス由来培養マクロファージ(RAW264.7)をリポポリサッカリド(LPS)で刺激すると,NOの産生量は6倍に増加した。一方,エミューオイルを添加した培養液で培養したRAW264.7では,この増加はエミューオイルの存在下で抑制された。また,RAW264.7をLPSで刺激するとNO合成酵素(NOS)の発現量が2倍に増加した。このNOSの発現量の増加は,エミューオイルで培養したRAW264.7では抑制された。したがって,エミューオイルはLPSによるマクロファージのNOS過剰発現を抑制し,NOの産生量を減少させることが明らかとなった。すなわち,エミューオイルには,過剰な炎症性物質の産生を抑制する効果があることが示唆された。
索引語エミューオイル;産生;LPS;マクロファージ;NO;増加;抑制;炎症性物質;効果;培養
引用文献数15
登録日2017年06月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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