鉢物ファレノプシスの日持ち性と1-MCP処理による品質保持

鉢物ファレノプシスの日持ち性と1-MCP処理による品質保持

レコードナンバー910927論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013985NACSIS書誌IDAN00381852
著者名二村 幹雄
南 明希
山口 徳之
書誌名愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center
別誌名Research bulletin of the Aichi Agricultural Research Center
発行元愛知県農業総合試験場
巻号,ページ48号, p.129-132(2016-12)ISSN03887995
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抄録鉢物ファレノプシスの品質保持を目的に、エチレン作用阻害剤である1-メチルシクロプロペン(1-methylcyclopropene、以下1-MCP)の適用性について検討した。自然老化時のファレノプシスSogo Yukidian「V3」の日持ち日数は室温と反比例の関係にあり、室温15~23℃では日持ち日数が120日以上と他温度条件(18~32℃、21~34℃)よりも長かった。ファレノプシスは、エチレン発生剤エテホンを濃度40ppm以上で散布すると数日のうちに花弁がインローリング、続いて萎れに至るエチレン感受性植物であり、花弁のインローリングによって観賞価値が大きく損なわれた。エチレン処理(エテホン散布)の前に1-MCP処理を行うと、エチレン処理を単独で行うのに比べて花弁のインローリング及び萎れの発生が抑制され、その効果は1-MCP処理から少なくとも8日後まで持続した。エチレン処理後の花でエチレン生成量を測定した結果、1-MCPの前処理によってエチレン生成も抑制されることが判明した。ファレノプシスの出荷時に1-MCP処理を行えば、エチレンが原因で発生する突発的なインローリングや萎れなどは防止できることが示唆された。
索引語萎れ;MCP処理;鉢物ファレノプシス;インローリング;MCP;日持ち日数;ファレノプシス;花弁;品質保持;エチレン処理
引用文献数10
登録日2017年06月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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