久万高原町の夏秋トマトにおけるコナジラミ類の発生生態と防除

久万高原町の夏秋トマトにおけるコナジラミ類の発生生態と防除

レコードナンバー910938論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036495NACSIS書誌IDAA12400453
著者名窪田 聖一
池内 温
武智 和彦
書誌名愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告
別誌名愛媛県農林水産研究所研究報告(企画環境部・農業研究部)
Bulletin of the Ehime Research Insutitute of Agriculture, Forestry and Fisheries(Department of Planning and Environmet, Department of Agricultural Research)
愛媛農林水研研報
Bull. Ehime Res. Inst. Agric. Forest. Fish.
愛媛県農林水産研究所研究報告. 企画環境部・農業研究部)
発行元愛媛県農林水産研究所
巻号,ページ9号, p.14-27(2017-03)ISSN18837395
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抄録久万高原町の夏秋トマトにおいて,栽培後期にコナジラミ類が多発しすす病被害が問題となっているため,多発要因の解明や薬剤に対する感受性,帰化天敵を利用した防除体系等の検討を行った。発生するコナジラミ類はオンシツコナジラミが優占種であり,6月中旬~7月中旬にかけて初発が認められ,8月以降多発ほ場が散見された。コナジラミ類の多発は,枝葉が込み合うことにより葉裏への薬液の付着が極端に悪くなることが主因であった。主要防除薬剤のミルベメクチン乳剤,トルフェンピラド水和剤,スピロメシフェン水和剤,ピリダベン水和剤は,コナジラミの発育が進んでも効果が優れた。基幹防除法として取り入れているピリプロキシフェンテープ(以下テープ製剤)のコナジラミ類密度抑制効果は保持されていた。約20年前に試験的にコナジラミの天敵製剤(オンシツツヤコバチ)を放飼した経緯があり,本種は現在帰化状態にある(以下帰化天敵)。帰化天敵温存ほ場では,9月以降の寄生率がほぼ70%以上の高い寄生率を維持した。以上のことから,テープ製剤の設置と天敵に影響の少ない殺虫剤を組み合わせることで,農薬散布回数を削減したコナジラミの防除体系が構築可能であると考えられた。
索引語コナジラミ;コナジラミ類;久万高原町;夏秋トマト;多発;防除体系;寄生率;栽培後期;オンシツコナジラミ;ピリプロキシフェンテープ
引用文献数19
登録日2017年06月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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