胎生魚クロソイの実用的な人工授精技術の開発

胎生魚クロソイの実用的な人工授精技術の開発

レコードナンバー911004論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名川崎 琢真
清水 洋平
森 立成
平松 尚志
東藤 孝
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ65巻・ 1号, p.73-82(2017-03)ISSN03714217
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抄録クロソイは本邦における重要産業種である。胎生魚という特徴から,その種苗生産は自然交尾した親魚に依存しており,仔魚の安定生産が困難である。本研究ではクロソイ種苗生産の安定化を目的とし,人工授精技術の開発を試みた。成熟サイズの天然クロソイの雌20尾および雄15尾を用い,人工授精の時期,精子の希釈方法および精子を提供する雄の生死の影響を検討した。妊娠した雌の産仔数を調べ,マイクロサテライト解析による親子鑑定を行った。人工授精を行った結果,20尾中12尾の雌が妊娠し,平均産仔数は136,461尾であった。人工授精の時期,精子の希釈方法,雄親魚の生死の検討では,全ての試験条件で妊娠魚が得られた。親子鑑定の結果,全ての仔魚は人工授精由来であることが明らかになった。更に,複数の雄の精子を混合して人工授精した雌魚は,用いた全ての雄の子供を産仔した。本研究は,海産胎生魚での人工授精が可能であることを示した。
索引語全て;人工授精;精子;雄;人工授精技術;開発;胎生魚クロソイ;雌;妊娠;仔魚
引用文献数16
登録日2017年06月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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