早生で製麺性の優れた硬質小麦新品種「あおばの恋」の育成

早生で製麺性の優れた硬質小麦新品種「あおばの恋」の育成

レコードナンバー911178論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002846NACSIS書誌IDAA11581884
著者名乙部 千雅子
関 昌子
松中 仁
藤田 雅也
吉岡 藤治
柳沢 貴司
吉田 久
山口 勲夫
牛山 智彦
天野 洋一
瀬古 秀文
書誌名作物研究所研究報告
別誌名Bulletin of the National Institute of Crop Science
作物研報
Bull. Natl. Inst. Crop Sci.
発行元農業技術研究機構作物研究所
巻号,ページ12号, p.1-14(2011-08)ISSN13468480
全文表示PDFファイル (1194KB) 
抄録「あおばの恋」は、1990年度に麺用の良質かつ良色相な小麦を育種目標として、「関東105号」と「Veery'S'」のF1を母、「西海171号」(のちの「チクゴイズミ」)を父として人工交配を行い、集団育種法により選抜・固定を図って育成した品種である。育成地では「農林61号」と比較して次のような特徴を示す。1) 播性程度はIIで、出穂期、成熟期がともに4日程度早い。2) 稈長は短く、穂長と穂数は同程度である。耐倒伏性はやや優る。3) 収量性は高く、容積重は同程度かやや大きく、千粒重はやや大きい。4) 縞萎縮病に強く、うどんこ病と赤かび病にやや弱い。穂発芽耐性は優れる。5) 硬質で製粉歩留が高く、60%粉の色はやや劣る。6) やや低アミロース含量でゆで麺の粘弾性が優れ、ゆで麺の色は同程度だが総合評点は優る。栽培適地は南東北及び関東以西の平坦地である。宮城県において、製麺性が優れ早生で縞萎縮病抵抗性をもつことが評価され、2008年に奨励品種に採用された。
索引語早生;育成;製麺性;おば;恋;色;ゆで麺;F1;チクゴイズミ;播性程度
引用文献数12
登録日2017年07月28日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat