給餌器の利用が施設栽培におけるセイヨウミツバチの混乱軽減に及ぼす効果

給餌器の利用が施設栽培におけるセイヨウミツバチの混乱軽減に及ぼす効果

レコードナンバー911501論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20014518NACSIS書誌IDAA11944740
著者名宮本 雅章
手塚 俊行
小野 正人
佐々木 正己
小泉 丈晴
書誌名群馬県農業技術センター研究報告
発行元群馬県農業技術センター
巻号,ページ14号, p.39-46(2017-03)ISSN13489054
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抄録花粉媒介昆虫として施設栽培に利用されるセイヨウミツバチの放飼初期の活動において、混乱による死亡の軽減と訪花活動の安定を図るため、給餌器の利用を検討した。給餌器として、糖液を含んだ脱脂綿を装着した造花型の短期給餌用とケース内に糖液を充填した長期給餌用の2種類を作製した。また、供試した給餌器は黄色で目立たせ、糖液には香料を添加し、匂いをつけた。セイヨウミツバチをナスの栽培ハウスに放飼した後、混乱状態の働き蜂がみられた屋根面に短期給餌用の給餌器を設置したところ、放飼当日から摂取個体があらわれた。巣箱の前に長期給餌用の給餌器を設置したところ、放飼7日後まで盛んな摂取行動がみられた。給餌器の設置によって、放飼7日後の群当たりの蜂の残存率は高くなった。また、ナスへの訪花開始が速くなり、放飼7日後の訪花活動数は慣行と同等以上であった。以上のことから、給餌器の利用は、放飼初期のセイヨウミツバチの消耗軽減と訪花活動の安定に効果があることが明らかとなった。
索引語給餌器;セイヨウミツバチ;利用;放飼初期;糖液;設置;施設栽培;効果;訪花活動;安定
引用文献数13
登録日2017年08月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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