若雌豚の常歩時における蹄への荷重

若雌豚の常歩時における蹄への荷重

レコードナンバー911792論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011336NACSIS書誌IDAA11644791
著者名高橋 圭二
江森 格
園原 邦治
井口 元夫
書誌名千葉県畜産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Livestock Research Center
別誌名千葉畜セ研報
発行元千葉県畜産総合研究センター
巻号,ページ16号, p.31-34(2016-11)ISSN13469746
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抄録生後8ヵ月齢の大ヨークシャー種4頭を用い、常歩時における蹄への荷重を圧力測定フィルム(圧力測定範囲:0.2以上0.6MPa未満)の上を歩行させ測定した。蹄の底面積(蹄底面積と蹄球面積の和)に占める加圧が認められた面積(加圧面積)の割合は、前肢・後肢ともに外側蹄のほうが内側蹄より大きく、外側蹄では底面積の88~92%、内側蹄では底面積の57~61%と、外側蹄と内側蹄で圧力のかかる面積に違いが認められた(P<0.01)。加圧値は、前肢・後肢いずれも、外側蹄と内側蹄でそれぞれ同様の分布傾向を示した。外側蹄では0.6MPa以上が全体の約35%を占め最も高い値を示したが、内側蹄では、0.2以上0.3MPa未満が全体の約40%と最も高く、また0.6MPa以上は、全体の約10%であった。前肢・後肢の蹄にかかる加圧分布をみると、0.6MPa以上の最も強い圧力が認められたのは、前肢外側蹄では主に反軸側(趾間隙の反対側の蹄の外側にあたる部分)の蹄底先端から蹄球までであり、後肢外側蹄では蹄全体のものや蹄底部だけのものなどその傾向は一定ではなかった。内側蹄では前肢・後肢とも蹄底部先端に最も強い圧力が認められた。以上から、常歩時において前肢・後肢いずれも外側蹄が内側蹄よりも加圧面積が大きく加圧値が高いことから、外側蹄と内側蹄では機能的に違いがあることが示唆された。前肢外側蹄と後肢外側蹄の蹄における加圧分布の違いは、前肢と後肢の骨格構造や歩行動作の生体力学的な影響があることが考えられた。
索引語蹄;内側蹄;外側蹄;常歩時;前肢;後肢;底面積;面積;加圧面積;圧力
引用文献数5
登録日2017年10月02日
収録データベースJASI, AGROLib

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