Lactobacillus reuteri DSM 20016Tが持つ腸管粘膜定着因子の疑似的消化管環境における持続性

Lactobacillus reuteri DSM 20016Tが持つ腸管粘膜定着因子の疑似的消化管環境における持続性

レコードナンバー912085論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014790NACSIS書誌IDAA11125739
著者名小林 達哉
辻 聡
梶川 揚申
書誌名ミルクサイエンス = Milk science
発行元日本酪農科学会
巻号,ページ65巻・ 3号, p.171-178(2016-12)ISSN13430289
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抄録Lactobacillus属細菌の一部は動物消化管に常在し,それらの一部はプロバイオティクスとして利用されている。Lactobacillus reuteriは様々な動物腸管内に分布し,腸内共生微生物のモデルとして定着機構の解明が進められている。これまで,L. reuteriの腸管粘膜定着因子として複数のタンパク質が報告されている。我々はL. reuteri DSM 20016Tがもつ腸管粘膜定着因子が消化管環境でどのように変化しうるのかを調べることを目的とし,研究に着手した。疑似的な消化管環境にL. reuteri DSM 20016Tを曝した結果,腸管粘膜定着因子タンパク質は疑似胃液に対する耐性が比較的高い一方,疑似腸液に対しては感受性を示した。腸管粘膜定着因子の発現がどのように変化するかをRT-qPCRにより調べた結果,それぞれの腸管粘膜定着因子は通常培養時に比べて遺伝子発現が促進される傾向にあることが示された。結論として,本研究のin vitroの試験において,L. reuteriの菌体および菌体表層に存在する腸管粘膜定着因子は消化作用によりダメージを受ける一方,それらの遺伝子発現は増強され得る可能性が示された。
索引語DSM;腸管粘膜定着因子;reuteri;Lactobacillus;一部;消化管環境;変化;結果;遺伝子発現;もつ腸管粘膜定着因子
引用文献数16
登録日2017年10月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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