成熟後期でのアブシジン酸含有肥料処理によるブドウ‘安芸クイーン’および‘ルビーロマン’の着色特性の差異

成熟後期でのアブシジン酸含有肥料処理によるブドウ‘安芸クイーン’および‘ルビーロマン’の着色特性の差異

レコードナンバー912265論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名片山 礼子
高居 恵愛
島田 稜
松田 賢一
坂本 知昭
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ16巻・ 3号, p.317-324(2017-07)ISSN13472658
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抄録無核栽培における四倍体の赤色系ブドウ品種‘安芸クイーン’および‘ルビーロマン’に対する成熟後期(ベレゾーン25~40日後)でのABA含有肥料処理が着色と果実品質へ及ぼす影響を調査した。本処理がベレゾーン期処理の際に生じる深色化,糖度の低下を発生させずにアントシアニン蓄積を増加させたことから,成熟後期におけるABA含有肥料処理の着色促進効果の有効性が確認された。本処理による着色促進効果は‘ルビーロマン’と比べ‘安芸クイーン’でより顕著に現れた。アントシアニンの蓄積およびその生合成に関わる転写調節因子VlMybA1-2およびVlMybA1-3と生合成酵素UFGTの遺伝子発現パターンを経時的に調査したところ,品種間差異がみられた。すなわち,‘ルビーロマン’は,‘安芸クイーン’と比較してこれらの遺伝子発現が成熟後期において高く推移しておりアントシアニンをより蓄積しやすい品種であることが示唆された。
索引語成熟後期;安芸クイーン;ルビーロマン;蓄積;ABA含有肥料処理;調査;本処理;着色促進効果;ベレゾーン期処理;深色化
引用文献数29
登録日2017年11月16日
収録データベースJASI, AGROLib

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