出荷対象のマダイに対する低魚粉飼料の実用性

出荷対象のマダイに対する低魚粉飼料の実用性

レコードナンバー912580論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名青木 秀夫
松倉 一樹
山下 浩史
宮本 敦史
清水 砂帆子
金田 典久
輿石 友彦
佐藤 秀一
石田 典子
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ65巻・ 3号, p.221-230(2017-09)ISSN03714217
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抄録出荷対象のマダイ成魚に対し,大豆油粕とコーングルテンミールを併用配合して魚粉含量を25%とした低魚粉飼料の性能を評価した。魚粉含量が40%の市販のマダイ用飼料を対照飼料とした。飼育試験を三重県,愛媛県,長崎県の3県において各養殖業者の所有する大型生簀を用いて実施した。平均体重約500~1,000gのマダイを試験魚とし,市販飼料区と低魚粉区を設置して4~6ヶ月間飼育した。その結果,低魚粉区の平均魚体重,増重率および死亡率は市販飼料区と同程度で,増肉係数は低魚粉区の方がやや優れていた。また試験魚の肥満度,肝臓重量比,血漿化学成分からみた健康状態は両区とも良好であり,筋肉の破断強度,鮮度保持の特性にも差はなかった。これらのことから,本研究で使用した低魚粉飼料はマダイ成魚に対して市販飼料と同等の性能を有すると評価された。一方で,三重県の試験では低魚粉飼料の給餌開始時に試験魚の摂餌性が一時的にやや低下したことから,飼料の嗜好性の改善について検討する必要があると考えられた。
索引語低魚粉飼料;マダイ;試験魚;低魚粉区;出荷対象;マダイ成魚;魚粉含量;性能;評価;三重県
引用文献数29
登録日2017年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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