イチゴ新品種‘紀の香’の育成経過と特性

イチゴ新品種‘紀の香’の育成経過と特性

レコードナンバー912589論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20501027NACSIS書誌IDAA12610092
著者名東 卓弥
田中 寿弥
衛藤 夏葉
菱池 政志
堺 勇人
書誌名和歌山県農林水産試験研究機関研究報告
別誌名和歌山農林水研報
発行元和歌山県農林水産部
巻号,ページ5号, p.1-8(2017-06)ISSN21875634
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抄録1. ‘紀の香’は‘かおり野’בこいのか’の組み合わせから育成された促成栽培用品種で,2016年3月に品種登録出願を行った。2. 草姿はやや立性で,草勢が強く,‘まりひめ’に似る。小葉の大きさは‘かおり野’より小さく,‘さちのか’より大きく,‘こいのか’,‘まりひめ’と同等である。3. ‘紀の香’の花芽分化時期は,9月上旬で,‘かおり野’,‘こいのか’よりやや早く‘まりひめ’,‘さちのか’より10日以上早い。9月中旬に同時定植した場合,頂果房の収穫開始時期は11月中旬であり,‘かおり野’と同時期かやや早く,‘まりひめ’より約2週間早い。4. 年内収量は‘まりひめ’より多く,4月までの総収量は‘さちのか’よりも多く‘まりひめ’と同等である。また,第一次腋花房以降も出蕾が良く,中休みが少ない。5. 上物率は‘まりひめ’より劣るが‘さちのか’より高く,80%以上である。総果実の平均果実重は17g程度で,‘さちのか’より大きく,‘まりひめ’と同等である。ただし‘まりひめ’でみられるような極大果は少ない。6. 果実糖度は,‘まりひめ’,‘さちのか’と同等かやや高く,酸度は‘まりひめ’より高く‘さちのか’と同等である。7. イチゴ炭疽病に対しては罹病性であるが,‘まりひめ’より強く‘さちのか’と同等である。
索引語まりひめ;さちのか;かおり野;草姿;立性;草勢;第一次腋花房;出蕾;イチゴ;新品種
引用文献数8
登録日2017年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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