漁港での木材利用拡大を目的とした処理木材に係る実験的研究

漁港での木材利用拡大を目的とした処理木材に係る実験的研究

レコードナンバー912903論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012092NACSIS書誌IDAN00240373
著者名中村 克彦
南部 亮元
山田 昌郎
森 満範
内倉 清隆
森田 珠生
金田 拓也
吉田 善彦
書誌名木材保存
発行元日本木材保存協会
巻号,ページ43巻・ 5号, p.258-269(2017-09)ISSN02879255
全文表示PDFファイル (3552KB) 
抄録本研究では,漁港や港湾における木材利用拡大の検討を行うため,海中部でも用いることが可能と考えられる処理木材の暴露試験を行い,その食害状況と耐久性を調査した。供試体は,未処理材,クレオソート油R加圧注入材,フェノール系樹脂処理材,熱処理材237.5℃及び熱処理材220℃である。供試体は,目視観察用3種類と物性値測定用2種類で,それぞれ異なるサイズとした。暴露試験は,海中にて30ヶ月間行った。その結果,未処理材は激しく食害を受け,大半が流失した。クレオソート油R加圧注入材は,キクイムシによる表面上の食害が徐々に進行したが,内部は健全であった。熱処理材は18ヶ月後まではわずかな食害であったが,24ヶ月後からは食害が進み,特に220℃処理材では供試体内部にフナクイムシの痕跡が確認された。フェノール樹脂処理材は,食害をほとんど受けず,物性値もほぼ初期状態を維持した。
索引語食害;供試体;漁港;木材利用拡大;処理木材;暴露試験;未処理材;クレオソート油R加圧注入材;キクイムシ;処理材
引用文献数19
登録日2018年01月15日
収録データベースJASI

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