人工受粉および受粉用品種の高接ぎがカキ‘早秋’の生理落果に及ぼす影響

人工受粉および受粉用品種の高接ぎがカキ‘早秋’の生理落果に及ぼす影響

レコードナンバー920509論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名鈴木 哲也
新川 猛
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ17巻・ 1号, p.19-26(2018-01)ISSN13472658
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抄録‘早秋’は極早生の完全甘ガキであること,果皮色は赤く,良食味であることから,高い市場評価を得ている。しかし,生理落果の発生が多く,結実が安定しないことが課題であった。そこで,本研究では,人工受粉ならびに受粉用品種の高接ぎが‘早秋’の生理落果に及ぼす影響を検討した。‘早秋’の人工受粉に適した花粉用品種は開花期の合った‘サエフジ’であった。‘サエフジ’の純花粉による人工受粉や高接ぎは,年次変動によって効果に差を生じるが,生理落果防止にある程度の効果が認められた。そこで,より安定した生理落果防止を図るために,主枝先端新梢長と生理落果との関係を調査した。弱剪定によって主枝先端の新梢長が短い樹の状態を保つことによって,6月の生理落果を抑えることはできるが,その後,生理落果率が上昇した。以上のことから,‘早秋’の生理落果防止に向けて,純花粉による人工受粉,受粉用品種の高接ぎおよび弱剪定によって主枝先端の新梢長が短い樹の状態を保つことがポイントになることが明らかになった。今後,これらの方法を組み合わせるとともに,年次変動に対応できる生理落果防止技術を開発することが重要である。
索引語早秋;高接ぎ;生理落果;人工受粉;受粉用品種;新梢長;生理落果防止;影響;主枝先端;安定
引用文献数19
登録日2018年04月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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