開花期の年次安定性と斉一性に優れる8月咲きの小ギク‘春日の紅’の育成

開花期の年次安定性と斉一性に優れる8月咲きの小ギク‘春日の紅’の育成

レコードナンバー920520論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名仲 照史
廣岡 健司
辻本 直樹
角川 由加
虎太 有里
後藤 丹十郎
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ17巻・ 1号, p.105-114(2018-01)ISSN13472658
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抄録8月上旬出荷の小ギク生産では近年,開花期の年次変動と開花期間の長さが問題となっている。そこで,開花期の年次安定性と開花斉一性の向上を目的に,8月上旬咲きの新品種‘春日の紅’を育成した。‘春日の紅’は無加温ハウスと露地における開花日の差が5日以内となることを条件に選抜された。2010~2013年の4か年に露地条件とハウス条件で栽培した‘春日の紅’は,年次と栽培条件によらず概ね8月上旬に開花した。10,15,20および25℃の一定温度で栽培した場合,‘春日の紅’は対照品種の‘広島紅’よりも10~15℃で展葉が遅く,花芽分化しにくい特徴が見られた。また,栄養成長期から生殖成長期のうち2週間における±3.5℃の温度処理が,開花に及ぼす影響を調査した。栄養成長期では,対照品種‘広島紅’に比べてより高い17~25℃の温度域で,高温ほど花芽分化節数が少なくなった。生殖成長期では,対照品種と同じ22~29℃の範囲で高温ほど開花が遅延したが,その遅延程度は小さかった。また開花斉一性について,‘春日の紅’は8月2~5日の開花盛期の開花茎率が高く,開花始めから開花終わりまでの期間も短かった。
索引語春日;紅;開花期;開花;栄養成長期;生殖成長期;対照品種;年次安定性;育成;小ギク
引用文献数17
登録日2018年04月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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