テンサイ西部萎黄病の発生生態と発病抑制方法(1)

テンサイ西部萎黄病の発生生態と発病抑制方法(1)

レコードナンバー920716論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015089NACSIS書誌IDAN00052373
論文副題北海道東部における媒介虫の特定
著者名三宅 規文
安岡 眞二
上田 重文
高篠 賢二
書誌名北日本病害虫研究会報
別誌名Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報
発行元北日本病害虫研究会
巻号,ページ68号, p.179-184(2017-12)ISSN0368623X
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抄録冬期に気温の低い北海道東部において,テンサイ西部萎黄病の病原ウイルスBeet western yellows virusを媒介する主要虫種はモモアカアブラムシであることを明らかにした。本種の生態を調査した結果,十勝地方において無加温を含む冬期被覆ハウス内で胎生越冬していることと,自然条件下において秋期に雄成虫が発生しないことが確認され,不完全生活環であることが明らかとなった。また十勝地方で調査した結果,栽培初期のテンサイほ場へはモモアカアブラムシ,マメクロアブラムシ,ジャガイモヒゲナガアブラムシの3種が飛来しており,ジャガイモヒゲナガアブラムシを室内でテンサイに寄生させた結果,継続的な増殖は認められなかった。北海道東部でテンサイ西部萎黄病が多発生した要因は,主要な媒介虫であるモモアカアブラムシがBWYV感染植物と同一ハウス内で越冬するため,早春にはすでに保毒媒介虫が存在し,5月20日頃からテンサイほ場へ飛来してBWYVを感染させるためと考えられた。
索引語テンサイ西部萎黄病;モモアカアブラムシ;ジャガイモヒゲナガアブラムシ;北海道東部;結果;媒介虫;調査;十勝地方;テンサイほ場;飛来
引用文献数13
登録日2018年04月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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