去勢が雄ヤギの成長、肉生産ならびに臭気に及ぼす影響

去勢が雄ヤギの成長、肉生産ならびに臭気に及ぼす影響

レコードナンバー920739論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20019368NACSIS書誌IDAA12018166
著者名長嶺 樹
砂川 勝徳
書誌名Animal behaviour and management
別誌名日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌
発行元日本家畜管理学会
巻号,ページ53巻・ 4号, p.137-150(2017-12)ISSN18802133
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抄録沖縄で雄ヤギの肉が流通しているのは、去勢ヤギの肉質が非去勢ヤギより劣るからであると推測されるが、雄ヤギの去勢が肉質に及ぼす影響は不明である。また、近年、雄ヤギに特有の臭気が原因でヤギ肉を食べたことがない人が増加しており、臭気の低減が不可欠であるが、雄ヤギの去勢が臭気に及ぼす影響は不明である。本研究では、雄ヤギの去勢が肉質と臭気に及ぼす影響を解明するために2つの実験を行った。実験1では、ヤギ(日本ザーネン×ヌビアンの交雑種、3ヵ月齢、試験開始時平均体重20.7kg)を6頭ずつ2群(非去勢群および去勢群: 以下、NCGおよびCG)に配置した。CGのヤギは2.5ヵ月齢時に去勢された。9ヵ月間、ヤギには配合飼料とアルファルファヘイキューブを1日2回(10:00および16:00)給与し、クレイングラス乾草と飲水を不断給与した。体重と体尺を毎月測定した。1歳齢時にヤギを屠殺し、枝肉成績とロース肉の理化学的特性を調べた。実験2では、ヤギ(実験1と同品種、2歳齢、試験開始時平均体重85.1kg)を4頭ずつ2群(NCGおよびCG)に配置した。8ヵ月間、ヤギには10:00にアルファルファヘイキューブ、16:00に配合飼料とクレイングラス乾草を給与した。飲水を不断給与した。採食量を毎日測定し、肉の臭気度を計測した。CGのヤギの腹腔内脂肪重量はNCGのそれより重かった(p<0.05)。CGの肉中のタウリンなどの機能性成分の含量はNCGのそれらより少なかった(p<0.05)。CGの肉の臭気度はNCGのそれより低かった(p<0.05)。本研究の結果、雄ヤギの去勢は肉質を低下させ、臭気を低減できることが示された。
索引語ヤギ;雄ヤギ;去勢;CG;臭気;NCG;影響;肉質;肉;p&lt
引用文献数28
登録日2018年05月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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