ティラピアのリゾチーム活性に与えるビタミンEの効果

ティラピアのリゾチーム活性に与えるビタミンEの効果

レコードナンバー920804論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名Saha D.
Shahabuddin A.M.
三島 隆
吉松 隆夫
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ65巻・ 4号, p.339-346(2017-12)ISSN03714217
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抄録飼料中のビタミンE含量の違いが,ナイルティラピアの成長および溶菌作用を有するリゾチームの活性に与える影響を明らかにすることを目的に,閉鎖循環水槽を用いて飼育実験を実施した。ビタミンE含量(48~217mg/kg)の異なる4種類の半精製飼料(粗タンパク質量38%)を調製し,平均体重8.22±1.82gの幼魚を各試験飼料区3水槽に分槽して,7週間飼育した。そして飼育終了時の体測後に供試魚を解剖し,体表粘膜,腎臓および肝臓のリゾチーム活性を個体別に測定した。試験期間中,供試魚はいずれの区も順調な成長を示し,斃死魚は認められなかった。リゾチーム活性は各区とも腎臓での値が最も高くなり,肝臓,さらには体表粘膜の順となった。増重と日間成長率が最も高くなったのはビタミンE含量が最も低い48mg/kg区で,またこの区でのリゾチーム活性がいずれの部位でも最高の値を示した。しかしながら個体間の差が大きく,試験飼料区間での成長面での統計的有意差は認められなかった。ビタミンEは高い抗酸化能を有し健康維持に必須の微量栄養素である。しかし本試験の結果から,ナイルティラピアでは飼料中のビタミンE必要量が満たされている場合,さらにその含量を増加させてもリゾチーム活性を向上させる働きはないことが明らかとなった。
索引語リゾチーム活性;ビタミンE;ビタミンE含量;区;成長;ナイルティラピア;値;溶菌作用;用いて飼育実験;飼育
引用文献数43
登録日2018年05月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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