肥育豚に対する守口漬残さの給与が豚の嗜好性及び水分出納に及ぼす影響

肥育豚に対する守口漬残さの給与が豚の嗜好性及び水分出納に及ぼす影響

レコードナンバー921014論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013985NACSIS書誌IDAN00381852
著者名鈴木 雅大
栗田 隆之
書誌名愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center
別誌名Research bulletin of the Aichi Agricultural Research Center
発行元愛知県農業総合試験場
巻号,ページ49号, p.139-142(2017-12)ISSN03887995
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抄録守口漬残さは独特の香りと、高い塩分やアルコールを含有する愛知県特有の食品製造副産物であるが、飼料原料として豚に給与した場合の影響は不明である。本試験では、守口漬残さを肥育豚へ給与した場合、嗜好性及び水分出納に及ぼす影響を検討した。試験1では、体重70kgから110kgまで配合割合0%及び5%、10%、15%で守口漬残さを混合した飼料を給与した場合の飼料摂取量と血中ナトリウム(Na)及び血中尿素窒素(BUN)を測定したが各区に差はみられなかった。一方、飲水回数は配合割合が増えるにつれて増加した。糞中水分含量には差はみられなかった。守口漬残さ配合区の乾物摂取量及び1日平均増体量、飼料要求率は対照区と同等であった。試験2では、対照区及び6%区の2試験区を設け、代謝ケージに単独飼育し、水分出納を調査したところ、6%区で飲水回数及び尿排泄量が増加傾向にあり、飲水量は有意に増加した。守口漬残さの嗜好性は良好であり、塩分濃度が高いことも、飲水量を増加することで代償できていることが示された。今回の試験結果から、守口漬残さは養豚飼料として利用できる可能性が示唆された。しかし、飲水量の増加に対応しうる飲水環境の確保や尿排泄量の増加による床面環境の悪化が懸念されるため、注意が必要と考えられた。
索引語守口漬残さ;増加;給与;嗜好性;水分出納;影響;区;飲水量;豚;肥育豚
引用文献数10
登録日2018年05月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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