テキサス州カルストサバンナにおける土壌貯水量と侵入林による根の吸水

テキサス州カルストサバンナにおける土壌貯水量と侵入林による根の吸水

レコードナンバー921100論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011684NACSIS書誌IDAN10412431
著者名徳本 家康
Heilman J.L.
Litvak M.E.
Mcinnes K.J.
Schwinning S.
Morgan C.L.S.
Kamps R.H.
書誌名日本砂丘学会誌
別誌名Sand dune research
日本砂丘学会誌
発行元日本砂丘学会
巻号,ページ64巻・ 3号, p.89-99(2018-02)ISSN09185623
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抄録カルストの生態系は,浅い土壌層と基盤岩の岩石の多い土層によって特徴づけられる。貯水容量や根の伸長は抑制されるため,植物の有効水分量の空間変動性は高くなると予想される。侵入林であるジュニパーやメスキートが50%程度占めるテキサス州エドワード高原のサバンナにおいて,土壌貯水量と根の吸水量を調査した。TDRプローブおよび中性子水分計を用いて,25m四方の実験区内(36ヵ所の観測点)における深さ1.6mまでの土壌水分量分布を求めた。また,ガンマー線法による乾燥密度計測を行った。土壌貯水量の経時変化と渦相関法による蒸発散量(ET)を比較することで,異なる深さで生じる吸水量をETの相対的な変化量として評価した。実験区の土壌貯水容量は,185~401mmの範囲で変動し,不均一な樹木分布が吸水量の高い空間変動性を与えた。吸水量は,草よりも侵入林直下の方がより多く,石礫の含量密度の高い領域からも根による吸水が生じた。およそ81%の吸水量は深さ1mよりも浅い位置で生じ,特に深さ40cmと80cmの深度で最大の吸水量が認められた。最大観測深さ1.6mよりも深い位置から生じた吸水量は10%程度であった。
索引語吸水量;根;土壌貯水量;吸水;侵入林;空間変動性;位置;量;メスキート;用いて
引用文献数18
登録日2018年05月28日
収録データベースJASI

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