北海道の公共牧場における牛消化管内寄生虫の浸潤状況と駆虫対策の実態

北海道の公共牧場における牛消化管内寄生虫の浸潤状況と駆虫対策の実態

レコードナンバー921134論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008733NACSIS書誌IDAA11807069
著者名北野 菜奈
福本 真一郎
徳山 桂理
池田 恵子
高橋 俊彦
書誌名家畜衛生学雑誌 = The Japanese journal of animal hygiene
別誌名Japanese journal of animal hygiene
発行元日本家畜衛生学会
巻号,ページ43巻・ 4号, p.153-160(2018-02)ISSN13476602
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抄録北海道の公共牧場における牛消化管内寄生虫の浸潤状況と駆虫対策の実態について調査を行った結果,1) 北海道全域に消化管内線虫,コクシジウムの感染が広まっている。2) 糞便中の線虫卵数が道北と道南で高い値を示した。3) 駆虫プログラムは「入牧・夏季・退牧」の3回駆虫薬投与が多く実施されていた。4) 7割以上の調査牧場で10年以上継続的に駆虫を行っている。5) 小規模牧場が大規模牧場より糞便中線虫卵数が有意に低い値を示した。公共牧場を効率的に利用することで1) 地域全体の育成牛の発育が均一化される,2) 将来の生産性を大きく向上させることができる。より有効的に公共牧場を活用するために,消化管内線虫感染対策として1) 地域や規模を考慮した適切な駆虫プログラム,2) 糞便中線虫卵数のモニタリングを実施する必要がある。イベルメクチン製剤も育成牛に投与する際に過剰を避け,効果が得られる最低量を適切な時期に用い,育成牛を効率よく衛生的に飼養することは,わが国の畜産の貢献に繋がると思われる。
索引語公共牧場;育成牛;北海道;牛消化管内寄生虫;浸潤状況;駆虫対策;実態;値;実施;駆虫プログラム
引用文献数24
登録日2018年05月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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