イムノアフィニテーカラム-HPLC法を用いた南アフリカ市販食品のアフラトキシンとオクラトキシンの汚染調査

イムノアフィニテーカラム-HPLC法を用いた南アフリカ市販食品のアフラトキシンとオクラトキシンの汚染調査

レコードナンバー921230論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013930NACSIS書誌IDAN00038339
著者名Mhlongo X.N.
川村 理
書誌名香川大学農学部学術報告
別誌名Technical bulletin of Faculty of Agriculture, Kagawa University
Kagawa Daigaku Nôgakubu gakujutsu hôkoku
発行元香川大学農学部
巻号,ページ70巻・ p.7-13(2018-02)ISSN03685128
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抄録あまりマイコトキシン汚染の報告ない南アフリカの市販食品61検体を収集し,イムノアフィニテーカラム-HPLC法でAF類とOTAとOTBの汚染調査を行った。AFB1は,61検体中12検体(20%)から陽性検体平均で9.28μg/kg,全検体平均で1.69μg/kgを検出した。特にAFB1汚染がひどかったのがマカダミアで,7検体中6検体(86%)から3.20~44.56μg/kg,陽性検体平均で16.01μg/kgのAFB1を検出した。これら6検体はすべてEUの基準値を超えていた。総AF汚染は,54検体(89%)から陽性検体平均で3.95μg/kg,全検体平均で3.59μg/kgを検出した。マカダミアの場合は,AFB1汚染がひどく6検体中3検体(50%)が南アフリカの総AFの基準値を超えていた。また,ブラジルナッツは,3検体中2検体(67%)が南アフリカの総AFの基準値を超えていた。以上の結果から,南アフリカ市販食品のAF類汚染に関しては,マカダミアのAFB1汚染とブラジルナッツの総AF汚染があるものの基準値を超えたのは8検体(13%)であり,一部のナッツを除けは,それほどひどくなかった。OTAは,61検体中7検体(11%,エン麦6検体,小麦1検体)から陽性検体平均で0.32μg/kg,全検体平均で0.05μg/kgの微量のOTAを検出した。ナッツや豆類からは検出されなかった。OTBは,17検体(28%)から陽性検体平均で1.45μg/kg,全検体平均で0.14μg/kgのOTBを検出した。ナッツからは検出されなかった。穀物のOTAは,陽性検体平均0.32μg/kgで,EUの基準値の1/10程度であった。また,EUの基準値を超えている検体はなかった。これらの結果から,南アフリカ市販食品は,微量なオクラトキシン汚染はあるものもほぼ問題のないと考えられた。
索引語検出;基準値;マカダミア;ナッツ;陽性検体平均;全検体平均;南アフリカ市販食品;OTB;AFB1;総AF
引用文献数8
登録日2018年06月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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