小口医療保険の潜在的需要者による属性評価の離散選択モデル分析

小口医療保険の潜在的需要者による属性評価の離散選択モデル分析

レコードナンバー921383論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00020427NACSIS書誌IDAN10529053
論文副題カンボジア農村の事例
著者名福井 清一
若松 宏樹
高篠 仁奈
三輪 加奈
書誌名京都大学生物資源経済研究
別誌名The Natural resource economic review
The Natural resource economics review
The Natural resource economic review, Kyoto University
The Natural resource economics review, Kyoto University
生物資源経済研究
発行元京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻
巻号,ページ23号, p.25-40(2018-03)ISSN13418947
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抄録途上国における貧困緩和政策の一環として、貧困層向け小口医療保険の普及が試みられているが、参加率は依然として低いままである。本稿は、カンボジア農村における貧困層向け小口医療保険制度へ参加を促進するためには、どのように現行保険制度を改善すればいいのかを考察しようとしたものである。そのために、本稿では、農村住民を対象にした選択的実験を行うことにより収集したデータをコンジョイント法により分析し、設定した保険属性(保険料水準、診療を担当する医療機関の種類、医療サービスの水準、保険運営機関によるマネージメントの水準)の水準ごとの支払い意思額を推計した。分析の結果は、民間クリニックでの診療、歯科・眼科の外科的治療、慢性的疾病の長期的治療、国立病院での診療に対する需要が高いことが明らかになった。これらの分析結果は、小口医療保険に対する潜在的需要は高く、スキーム改善の方向次第では参加率が高まる可能性があることを示唆している。ただし、国立病院での診療を除くと、行政費用や医療技術上の問題があり、現実的な処方箋であるかに関してはさらなる研究が必要である。
索引語診療;水準;小口医療保険;カンボジア農村;分析;参加率;国立病院;潜在的需要者;属性評価;離散選択モデル分析
引用文献数33
登録日2018年06月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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