針葉樹人工林の低コスト更新技術の開発

針葉樹人工林の低コスト更新技術の開発

レコードナンバー921421論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010768NACSIS書誌IDAN10149802
著者名大矢 信次郎
近藤 道治
清水 香代
小山 泰弘
小林 直樹
西岡 泰久
書誌名長野県林業総合センター研究報告
別誌名研究報告
発行元長野県林業総合センター
巻号,ページ32号, p.17-28(2018-03)ISSN1342775X
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抄録造林作業の効率化・省力化を図り,従来に比べて低コストで更新を行う技術を開発することを目的として,県内各地に試験地を設定し調査を行った。大岡県有林においてカラマツの大苗,コンテナ苗,普通苗を比較植栽した結果,活着率に差はなく,普通苗の5成長期後の樹高に大苗は3年,コンテナ苗は4年で達し,成長の優位性が認められた。また,坪刈りによる下刈り省力化を検討した結果,3苗種とも成長の抑制が認められ,低コスト化にはつながらないと判断された。浅間山国有林及び佐久穂町有林においてカラマツのコンテナ苗と裸苗を10月上旬~11月下旬に植栽し,活着率を春植えと比較した結果,カラマツの秋植えは,裸苗では10月下旬以降が望ましい一方,コンテナ苗では10月上旬でも可能であることが示唆された。根羽村の村有林において架線系作業システムによる一貫作業を実施し伐出作業と植栽作業の生産性を調査した結果,帯状伐採による小面積皆伐は間伐による伐出作業の3倍に相当する生産性を示した。高森町有林の林床植生が欠如していた41年生過密ヒノキ人工林において,普通間伐,強度間伐,列状間伐による搬出間伐を行った後に多数発生したヒノキ実生の動態を調査した結果,実生の生存率及び樹高は,相対光量子束密度と相関関係が認められ,過密ヒノキ林における間伐がヒノキ更新木の育成に寄与する可能性が示唆された。
索引語結果;コンテナ苗;普通苗;伐出作業;調査;カラマツ;開発;間伐;成長;大苗
引用文献数23
登録日2018年06月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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