飼料用米の給与形態や配合割合の違いが採卵鶏の生産性に及ぼす影響

飼料用米の給与形態や配合割合の違いが採卵鶏の生産性に及ぼす影響

レコードナンバー921428論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011336NACSIS書誌IDAA11644791
著者名本多 芙友子
伊藤 香葉
岡田 浩子
高橋 圭二
書誌名千葉県畜産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Livestock Research Center
別誌名千葉畜セ研報
発行元千葉県畜産総合研究センター
巻号,ページ17号, p.33-38(2017-11)ISSN13469746
全文表示PDFファイル (410KB) 
抄録給与飼料中のトウモロコシの約半量(飼料全体の約30%)または全量(同60%)を、丸粒玄米に置き換えた区を玄米半量区および玄米全量区、丸粒籾に置き換えた区を籾半量区および籾全量区、トウモロコシ主体飼料の対照区の計5区を設定し、日本飼養標準に示されている栄養水準を満たすように飼料配合し、採卵鶏ジュリア240羽を供試して169日齢から448日齢まで産卵諸性能等の調査を行った。産卵率、平均卵重、産卵日量およびハウユニットは、いずれの区でも対照区と同等な成績が得られた。また、鶏卵販売収入額に占める飼料費の割合は、対照区に比べ玄米半量区で1.6%、籾半量区で2.3%、玄米全量区で1.8%、籾全量区で1.5%低減した。卵黄中の脂肪酸組成については、玄米を配合した区では対照区に比べ一価不飽和脂肪酸割合が高く、多価不飽和脂肪酸割合が低くなったが、籾を配合した区では飼料中のエネルギー不足を補うため添加した油脂の影響によって対照区と同等な値となり、飼料用米の効果が不明瞭となった。以上から、トウモロコシを飼料用米(丸粒玄米、丸粒籾)に半量または全量代替しても、採卵鶏の産卵性や卵質に影響はみられず、配合飼料の蛋白質や代謝エネルギー含量を調整した飼料を給与することで、生産性を維持し飼料費の節減が可能であることが示唆された。
索引語区;対照区;飼料用米;影響;採卵鶏;生産性;配合;トウモロコシ;飼料;丸粒玄米
引用文献数10
登録日2018年07月04日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat