粒子追跡実験を用いた北海道日本海におけるサケ幼稚魚の北上移動に関する考察

粒子追跡実験を用いた北海道日本海におけるサケ幼稚魚の北上移動に関する考察

レコードナンバー921471論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20039028NACSIS書誌IDAA12497659
著者名小山 達也
品田 晃良
黒田 寛
宮腰 靖之
書誌名北海道水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Research Institutes
別誌名Sci. Rep. Hokkaido Fish. Res. Inst
北水試研報
発行元北海道立総合研究機構水産研究本部
巻号,ページ93号, p.93-98(2018-03)ISSN21853290
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抄録高解像度北海道沿岸モデルを用いた粒子追跡実験を行い,北海道日本海における放流直後のサケ幼稚魚を粒子と仮定して,その北上回遊経路,経験水温および宗谷海峡からオホーツク海へ流入する時期を,回帰が良好であった2007年級と低調であった2009年級について検証した。その結果,2007年級にあたる2008年の粒子は実験開始直後から沿岸を大きく離れずに移動したのに対して2009年級にあたる2010年は沖合に運ばれる移動を示した。また,放流直後に経験する水温は,2010年が2008年に比べ2℃ほど低かった。さらに,オホーツク海へ流入する時期をみると,2008年は5月下旬に大部分が流入したのに対し,2010年は6月中旬でも6割が流入したに留まった。このような放流後の稚魚に係る移動と経験水温の違いが,2007年級と2009年級のサケ回帰尾数の違いに影響した可能性があるものと考えられた。
索引語流入;2008年;2010年;移動;粒子追跡実験;北海道日本海;サケ幼稚魚;粒子;経験水温;オホーツク海
引用文献数17
登録日2018年07月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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