県西部の4試験流域における水循環機構解明のための渓流調査

県西部の4試験流域における水循環機構解明のための渓流調査

レコードナンバー922091論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20019321NACSIS書誌IDAA11981838
著者名横山 尚秀
内山 佳美
三橋 正敏
丸山 範明
板寺 一洋
書誌名神奈川県自然環境保全センター報告 = Bulletin of the Kanagawa Prefecture Natural Environment Conservation Center
発行元神奈川県自然環境保全センター
巻号,ページ15号, p.11-28(2018-03)ISSN13492500
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抄録県西部の山岳地域に設定された試験流域で得られた森林水文学的調査の成果を、試験流域全体で、さらにダム流域(広域レベル)で行う水循環モデル解析に拡大適応させるため、4試験流域の地形・地質の特徴を踏まえ、直接流出率、上流から下流までの流程での湧水と流量変化および一般水質、安定同位体比等を調査した。その結果をもとに直接流出率の現況を把握すると共に、流出過程とくに流域でのかん養・流出および流程での流量増減の状況を水循環特性として取りまとめた。流域別に見ると、大洞沢では、上、中流にある地辷り崩壊地の湧水が主水源となり、その集水範囲は地形境界より広いと考えられた。貝沢は比較的均質な地質構成であるため、流域間の水文地質の差はなく、施業の効果を検出しやすいと評価される。ヌタノ沢は、岩盤の風化が進んだ地質で降水の浸透性は良いが、年間を通じて水涸れしないB沢の方がA沢より河床標高が低く、地下水を集めやすい構造が1要因と考えた。さらに、クラミ沢・フチジリ沢の流出の差は、流域を占める苅野溶岩に起因すると考えた。
索引語流域;流;県西部;4試験流域;流出;地質;直接流出率;湧水;差;調査
引用文献数26
登録日2018年08月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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