可視・近赤外分光法によるミニトマトの糖度およびリコペン含量の非破壊計測

レコードナンバー
922217
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00016464
NACSIS書誌ID
AA11178236
論文タイトル(英)
Non-destructive quality measurement using visible near-infrared spectroscopy for determining soluble solid and lycopene content in cherry tomatoes
本文言語
ja
著者名
元木 悟 ; 染谷 美和 ; 樋口 洋子 ; 森本 進 ; 藤尾 拓也 ; 池浦 博美
誌名
日本食品保蔵科学会誌
別誌名
日本食品保蔵科学会誌
発行元
日本食品保蔵科学会
巻号ページ
44巻・3号,p.145-153(2018-05)
ISSN
13441213
全文表示
PDF(2292KB)
抄録
野菜や果物などの青果物を販売するうえで,外観のみならず果実内の品質の評価が重要であり,青果物の品質における非破壊測定の手段として,近赤外分光法が注目されている。トマトにおいて,糖度は品質を表すうえで重要な指標であり,機能性成分として含まれるリコペンは人体に及ぼす健康効果が注目されている。大玉および中玉トマトについては,可視・近赤外分光法による糖度およびリコペン含量の非破壊測定が可能である。しかし,果色,果形および大きさがさまざまなミニトマトに適用できる糖度およびリコペン含量の非破壊測定の検量線は作成されていない。そこで本研究では,糖度およびリコペン含量において,ミニトマトに特化した非破壊測定の検量線をそれぞれ作成し,既存の測定機に組み込み,これらを短時間で同時に非破壊測定できる手法を開発した。その結果,糖度およびリコペン含量の相関係数が,それぞれr=0.97および0.96である精度が高い検量線を作成できた。また,これらの検量線を用いることにより,果色,果形および大きさがさまざまなミニトマトを,果実の温度の影響を受けずに測定できた。本研究の結果,ミニトマトの糖度およびリコペン含量の非破壊測定が可能となったことから,ミニトマトのブランド化や販売促進などへの貢献が期待できる。
引用文献数
26
登録日
2018年8月22日
収録データベース
JASI ; AGROLib