酵素で合成したグリコーゲンの生理機能研究とその利用

酵素で合成したグリコーゲンの生理機能研究とその利用

レコードナンバー922225論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20039427NACSIS書誌IDAA12509099
著者名角谷 亮
穂苅 早織
柳瀬 美千代
久保 亜希子
梶浦 英樹
古屋 敷隆
高田 洋樹
鷹羽 武史
栗木 隆
書誌名応用糖質科学
別誌名日本応用糖質科学会誌応用糖質科学
発行元日本応用糖質科学会
巻号,ページ8巻・ 2号, p.138-143(2018-05)ISSN21856427
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抄録グリコーゲンはグルコースがα-1,4およびα-1,6グルコシド結合した球状の高分子であり,動物や微生物など天然に広く存在する。動物の貯蔵多糖として機能することが知られているが,一方で免疫賦活機能を有することが古くから報告されていた。我々は,国民の健康に寄与する素材として,グリコーゲンを産業的に利用することを考え,酵素を用いて植物原料からグリコーゲンを合成する方法を開発した。本方法で得られたグリコーゲン(ESG)は,天然のグリコーゲンと比較して,大きさ,形状,分岐構造など,種々の物理化学的性質が同等であり,かつエンドトキシン等の不純物の濃度が低かった。ESGは免疫賦活効果を有し,自然免疫受容体であるToll-like receptor 2を介してマクロファージ等の免疫細胞を活性化した。また,腸内環境改善効果や脂質代謝改善効果,肌質改善効果,認知機能改善効果など,様々な効果を有することがわかってきた。本稿では,グリコーゲン合成法の開発から,これまでに得られた生理機能研究および応用研究の成果について,現在取り組んでいる内容を含めて概説する。
索引語グリコーゲン;合成;酵素;生理機能研究;利用;α;動物;天然;開発;健康
引用文献数33
登録日2018年08月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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