富山県における地域性種苗の生産に向けたヒメヤシャブシの遺伝的分化と繁殖特性の解明

富山県における地域性種苗の生産に向けたヒメヤシャブシの遺伝的分化と繁殖特性の解明

レコードナンバー925190論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036514NACSIS書誌IDAA12399139
著者名斎藤 真己
長谷川 幹夫
書誌名富山県農林水産総合技術センター森林研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Toyama Forestry Research Institute
発行元富山県農林水産総合技術センター[森林研究所]
巻号,ページ9号, p.11-16(2017-03)ISSN18837298
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抄録富山県に自生しているヒメヤシャブシの集団間の遺伝的分化について把握するため,天然林10集団の葉緑体DNAのハプロタイプについて調査した結果,富山県東部の北アルプスの北端に位置する駒ヶ岳や僧ヶ岳(剱岳北方稜線)もしくは黒部川を境界にその東西で遺伝的に分化していた。このことから,富山県内であってもヒメヤシャブシの種苗配布区域は分ける必要があると考えられた。ヒメヤシャブシの地域性種苗の安定生産に向けて天然林の結実豊凶について調査した結果,その年変動は大きく同調性も認められた。しかしながら,種子の保存性は高かったため,地域性種苗の安定生産のためには葉緑体DNAなどの遺伝情報をもとに植栽地周辺の集団と同じハプロタイプを持つ集団を採種対象として特定した後,豊作年にできるだけ多くの種子を採取して,次回の豊作年まで貯蔵しつつ使用する方法が有効であると考えられた。
索引語ヒメヤシャブシ;地域性種苗;ハプロタイプ;集団;豊作年;富山県;遺伝的分化;葉緑体DNA;調査;結果
引用文献数19
登録日2019年04月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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