近接リモートセンシングを用いたダイズ地上部乾物重の推定法の高精度化

近接リモートセンシングを用いたダイズ地上部乾物重の推定法の高精度化

レコードナンバー925357論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
論文副題クロロフィル指数と日射量を組み合わせた新しい植生指数
著者名村田 資治
山下 紘輝
足立 紘一
日田 早織
稲村 達也
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ176号, p.133-142(2018-09)ISSN03891763
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抄録近接リモートセンシングでダイズの地上部乾物重を精度高く推定することを目的として,新たな植生指数である日々のクロロフィル指数と日射量の積の積算値(Σ(CI×I))の有効性を検証した。試験は3年間行い,各年次において狭畦区と慣行区の2水準を設置した。これまでにダイズ地上部乾物重の推定に有効であると報告されている日々の正規化植生指数と日射量の積の積算値(Σ(NDVI×I))および近赤外領域と可視域赤の分光反射比(RVI)を比較対象とした。Σ(CI×I)およびΣ(NDVI×I)は次のように求めた。ダイズの生育期間中に3~6回クロロフィル指数と正規化植生指数を測定し,平滑化回帰によってそれぞれの日々の値を推定した。それらの値に日別積算日射量(MJ/m2)を乗じた後,播種から地上部乾物重調査時点までの値を積算して求めた。地上部乾物重は生育期間中に3~6回調査し,各指数から地上部乾物重を推定可能かどうか検討した。その結果,地上部乾物重とΣ(CI×I)との間には有意な正の相関関係があり,全生育期間における平均平方二乗誤差(RMSE)は98.5であった。RVIおよびΣ(NDVI×I)のRMSEはそれぞれ337.0および113.7であり,Σ(CI×I)の誤差が最も小さかった。これはΣ(CI×I)の生殖生長期間のRMSEが他の植生指数よりも小さかったためであった。以上のことから,本研究で考案したΣ(CI×I)によってダイズの地上部乾物重を従来の方法に比較して精度高く推定できることが明らかとなった。
索引語Σ;NDVI;地上部乾物重;推定;植生指数;日射量;値;ダイズ;近接リモートセンシング;ダイズ地上部乾物重
引用文献数20
登録日2019年04月11日
収録データベースJASI

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