展示飼育下の健康アカキツネにおけるバイタルサインと臨床検査値の基準範囲

展示飼育下の健康アカキツネにおけるバイタルサインと臨床検査値の基準範囲

レコードナンバー925519論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名谷津 實
佐藤 光寛
一條 俊浩
佐藤 洋
佐藤 繁
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ71巻・ 10号, p.581-585(2018-10)ISSN04466454
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抄録展示飼育されている臨床的に健康な雌雄成熟アカキツネの非発情期におけるバイタルサインと,臨床検査値の基準範囲を調べた。採血は,無麻酔下で外側伏在静脈より行った。すべての項目で,雌雄差は認められなかった。犬の基準範囲に比べ,体温は高値,赤血球数と好酸球数,血清グルコース(Glu),アルブミン(Alb)及び尿素窒素濃度(UN)は高値,逆に血清ブチリルコリンエステラーゼ活性は低値を示した。これら所見は夏毛から冬毛への換毛期の影響(体温上昇),小球性赤血球(赤血球恒数MCVとMCHの低値を伴う赤血球数の高値),肉食中心の食餌(Glu,Alb及びUN濃度の高値)によると推測された。以上のアカキツネの基準範囲は,獣医療や研究現場において健康状態の把握,疾患の類症鑑別や治療あるいは予防に利用できると考えられた。
索引語基準範囲;高値;バイタルサイン;臨床検査値;展示飼育下;低値;雌雄成熟アカキツネ;非発情期;麻酔下;すべて
引用文献数21
登録日2019年04月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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