マツ枯れ林内に植栽された常緑広葉樹の活着に及ぼす残存林冠の保護効果

マツ枯れ林内に植栽された常緑広葉樹の活着に及ぼす残存林冠の保護効果

レコードナンバー925531論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
著者名米山 隼佑
紙谷 智彦
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ100巻・ 5号, p.186-190(2018-10)ISSN13498509
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抄録海岸砂丘の植栽樹種として高木性常緑広葉樹が選択される機会が増えているが,植栽初期の活着不良が問題となっている。2014年3月に新潟海岸において,マツ枯れが進行し落葉高木が侵入しつつある林冠下に,クロマツ代替種としてシロダモとタブノキを試験植栽した。本研究は,これら植栽木480本の直上で夏期に測定した光量,地際周囲の地温と土壌水分が植栽後2生育期間での活着に及ぼす影響を明らかにした。その結果,両樹種の活着には,土壌水分で正の効果があり,光量と地温で負の効果があったことから,林冠木が常緑広葉樹苗木に保護効果を及ぼしていることが推察された。さらにシロダモでは光環境,タブノキでは土壌環境の影響が相対的に強かった。マツ枯れが進行する海岸林において,常緑広葉樹を植栽する場合には,現存している林冠のマツや自然侵入してきている落葉広葉樹の保護効果を活用することが効果的である。
索引語活着;保護効果;マツ枯れ;シロダモ;植栽;マツ枯れ林内;残存林冠;常緑広葉樹;効果;進行
引用文献数52
登録日2019年04月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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