熱安定性の異なるタンパク質を用いた混合タンパク質フィルムの調製とその性質

熱安定性の異なるタンパク質を用いた混合タンパク質フィルムの調製とその性質

レコードナンバー925537論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名高橋 美帆
鈴木 麻友
加藤 つばさ
荻野 健次
大竹 恵美
太田 尚子
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ65巻・ 11号, p.508-517(2018-11)ISSN1341027X
全文表示PDFファイル (1759KB) 
抄録熱安定性の異なる2種類の混合タンパク質(熱凝固性タンパク質として市販の乳ホエータンパク質または大豆タンパク質,熱安定性タンパク質としてカゼインナトリウム)およびグリセロールからなる複合型フィルムの調製を試みた。まず,フィルム調製溶液の性質を超音波分光分析の温度依存性測定により解析したところ,カゼインナトリウム添加は熱凝固性タンパク質の初期の変性を促すもののそれに引き続く凝集を抑制する効果を示した。更に,フィルムの数種の物理化学的性質を調べた結果,混合タンパク質フィルムは熱凝固性タンパク質のみからなるフィルムに比べ,強度・伸展性ともにより高く,より親水的な性質を有していた。以上の結果から,カゼインナトリウム添加は,共存する熱凝固性タンパク質および可塑剤である多価アルコールと相乗的に相互作用し,新規なテクスチャーを有するフィルムの創出を誘導することが判った。
索引語熱凝固性タンパク質;性質;フィルム;タンパク質;熱安定性;調製;混合タンパク質フィルム;カゼインナトリウム添加;結果;グリセロール
引用文献数31
登録日2019年04月18日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat