地球温暖化時代の治山

地球温暖化時代の治山

レコードナンバー925852論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015507NACSIS書誌IDAN00125003
著者名林野庁治山課
書誌名水利科学
別誌名Water science
発行元水利科学研究所
巻号,ページ363号, p.47-56(2018-10)ISSN00394858
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抄録山地災害による国民の生命・財産への被害を最小限に留めることを目的として実施する「治山」は,極めて重要な国土保全施策の一つであり,その取組の歴史は長く,文献等で記録されているものとしては,江戸時代における「留山」や「諸国山川掟」による土砂流出防備に始まり,明治期における保安林制度の創設とその運用などを通じて,自然災害による被害軽減に大きく貢献してきた。一方,近年,地球温暖化の影響により,過去の観測記録を上回るような異常な豪雨が頻繁に発生している。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書においても,地球温暖化による極端な降雨がより強く,頻繁となる可能性が非常に高いことが指摘されているなど,山地災害の発生リスクは今後更に高まることが予想される。このため今後については,これまでの山地災害対策の成果を踏まえ,地球温暖化を背景とした山地災害発生リスクの一層の高まりなどに対処するため,・保全対象に被害を与えるリスク判断を踏まえた事業箇所の選定・生態系としての森林の機能と治山施設の機能を組み合わせた防災・減災対策の推進など,事前防災対策の充実強化を図っていくために必要な取組を柔軟かつ効果的に推進していくことが必要となっている。
索引語被害;地球温暖化;治山;地球温暖化時代;山地災害;取組;機能;推進;江戸時代;過去
引用文献数4
登録日2019年05月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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