秋ギクが光周性花成において暗期と感じる朝夕の光量

秋ギクが光周性花成において暗期と感じる朝夕の光量

レコードナンバー926278論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名白山 竜次
郡山 啓作
木戸 君枝
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ18巻・ 1号, p.45-52(2019-01)ISSN13472658
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抄録キクが光周性花成において感知する朝夕の薄暮時の光量を人工光源を用いて検討した。赤色蛍光灯によるキクの花成抑制効果を朝方および夕方電照で比較したところ,供試した秋ギク4品種では夕方電照よりも朝方電照で高い花成抑制効果が得られた。R光LED電球による秋ギク‘神馬’の暗期と感じる放射照度の閾値は,朝方は10mW・m-2以下,夕方では70mW・m-2付近であった。‘神馬’に対するR光,R+FR光の電照では,R光の閾値にFR光は影響しなかった。‘神馬’が光周性花成において感知する明暗の放射照度は,栽培期間が長くなると高くなった。指宿市で観測した102日間の朝夕の同一放射照度が得られる日の出日の入りを起点とした時間は,地形や気象の影響を受けて,朝夕それぞれ20分程度変化した。R光LED電球による明暗識別の閾値放射照度を用いて,‘神馬’が暗期と感じる朝夕の照度の推定を試みた結果,朝方8lx以下,夕方54lxが光周性花成における明暗の閾値と推定された。しかし,この推定値は気象要因や実施した試験環境条件(栽培地: 指宿市,作型: 11月出し,栽培環境: 施設12時間日長)によって変動すると考えられた。
索引語光周性花成;暗期;秋ギク;神馬;花成抑制効果;R光LED電球;放射照度;R光;推定;閾値
引用文献数25
登録日2019年06月10日
収録データベースJASI, AGROLib

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