創外固定による子牛の開放性肢骨折整復

創外固定による子牛の開放性肢骨折整復

レコードナンバー926422論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038563NACSIS書誌IDAA12483687
著者名富岡 美千子
書誌名産業動物臨床医学雑誌 = Japanese journal of large animal clinics
発行元日本家畜臨床学会
巻号,ページ9巻・ 3号, p.129-137(2018-11)ISSN1884684X
全文表示PDFファイル (1512KB) 
抄録家畜共済診療点数表に創外固定法が掲載される以前の平成23年度創外固定術実施頻度調査に於いて,骨折整復件数270件のうち,創外固定実施数は36件(11%)と報告されている。対象種別は肥育用子牛が23.5%と最も多く,45.4%が子牛であったと報告された。新設されるより以前からも,日本国内において開放性骨折や粉砕骨折などキャストによる外固定や内固定では治癒困難な症例に対し,一般工具や医療器具を工夫して治療を行い良好な結果報告を散見する。しかし,創外固定の新設による最適な治療法を選択すべきだが,創外固定による整復をみる機会がなく,整形手術が可能な施設がない中でどのように始めれば良いか,戸惑いは大きいように感じる。本稿は,創外固定の手順を筆者が経験した症例を通して説明した。国内で入手可能な医療品リストと使用目的も書き加えることにより,各所の既存の器具等で代用可能な器具があるかも知れないと考えた。骨折の治療は受傷後からの時間が経過するほどに治療期間の延長や癒合不全となるため,運動器疾患としてそれほど発生頻度は高くない骨折症例に対し行う対策は,事前の準備である。1ヵ月未満の子牛の長骨サイズは,品種に違わずある程度決まった太さをしているが,長さは異なるので,骨片を固定する外部のバーの長さは複数種の用意が必要となるが,経皮的に骨片を貫通する固定ピンは概ね一定であることを念頭に1頭分に必要な器具を揃えられるよう解説した。
索引語創外固定;器具;子牛;開放性肢骨折整復;治療;報告;症例;新設;長さ;骨片
引用文献数7
登録日2019年06月10日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat