灰色低地水田の3年4作田畑輪換体系を通した緩和策導入による温室効果ガス排出量削減効果

灰色低地水田の3年4作田畑輪換体系を通した緩和策導入による温室効果ガス排出量削減効果

レコードナンバー926565論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名蓮川 博之
猪田 有美
鳥塚 智
須藤 重人
大浦 典子
佐野 智人
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ90巻・ 1号, p.1-12(2019-02)ISSN00290610
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抄録本研究ではコムギ・ダイズを組み入れた3か年の田畑輪換体系(コムギ・ダイズ-水稲-水稲の3年4作)を通して,水稲では中干し期間の延長,コムギ・ダイズでは被覆肥料の活用の緩和策による温室効果ガス排出量削減効果を評価した。その結果,調査3か年の田畑輪換体系を通したCO2eq積算排出量を,緩和策の導入により,慣行と同水準の収量を確保しつつ,有意に削減できた。調査3か年のCO2eq積算排出量の削減率は30~50%の範囲にあり,平均36%であった。田畑輪換体系のダイズ跡水稲作(復元田1年目)および次作水稲作(復元田2年目)では,中干し期間の1週間延長(中干し期間: 2週間以上)により,中干し後のCH4フラックスのピーク上昇が2か年ともに抑制された。特にダイズ跡水稲作では,中干し期間の延長により,CH4積算排出量が慣行より有意に少なくなった。また,コムギ・ダイズ作での被覆肥料の活用により,基肥施用直後の顕著なN2Oフラックスのピーク上昇が抑制され,N2O積算排出量は慣行より有意に少なくなった。
索引語中干し期間;田畑輪換体系;温室効果ガス排出量削減効果;コムギ;緩和策;ダイズ;水稲;慣行;灰色低地水田;3年4作田畑輪換体系
引用文献数30
登録日2019年06月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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