北海道における収量水準および窒素肥沃度に対応した飼料用トウモロコシの窒素施肥基準

北海道における収量水準および窒素肥沃度に対応した飼料用トウモロコシの窒素施肥基準

レコードナンバー926567論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名八木 哲生
唐 星児
大塚 省吾
松本 武彦
酒井 治
中辻 敏朗
小野寺 政行
三枝 俊哉
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ90巻・ 1号, p.22-31(2019-02)ISSN00290610
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抄録北海道におけるホールクロップサイレージ用トウモロコシに対して,各圃場の収量水準と土壌の窒素肥沃度から判定される窒素施肥量の推奨値を検討するため,気象条件や土壌型が異なる道内4地域で実施された栽培試験の結果を解析した。乾物収量や窒素吸収量に地域間差が認められたが,乾物収量あたりの窒素吸収量に地域間差は認められなかったことから,地域によらず収量水準に対応した目標窒素吸収量を設定できると判断した。また,土壌の窒素肥沃度評価指標として熱水抽出性窒素の適用が可能と考えられた。各処理区の窒素吸収量を目的変数とした重回帰分析の結果,総窒素施肥量および熱水抽出性窒素含量の2要因を説明変数とした場合の予測精度は低かったが,各圃場のポテンシャル収量(窒素用量試験での最大乾物収量)を説明変数に加えることで予測精度は向上した。これは,施肥窒素利用率が窒素以外の要因で制限される収量水準の影響を受けることが理由と考えられた。各処理区の乾物収量は,上記の重回帰式から求めた窒素吸収量を説明変数とする一次回帰式で表すことができた。これら2式に,任意の乾物収量(目標収量)および熱水抽出性窒素含量を代入することにより総窒素施肥量を算出することができる。以上,各圃場で達成可能な収量水準の設定と土壌の熱水抽出性窒素含量を評価することにより,トウモロコシ栽培における窒素施肥の適正化を推進することができる。
索引語収量水準;窒素吸収量;乾物収量;土壌;各圃場;熱水抽出性窒素含量;説明変数;窒素肥沃度;北海道;対応
引用文献数30
登録日2019年06月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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