尾瀬国立公園におけるニホンジカ対策

尾瀬国立公園におけるニホンジカ対策

レコードナンバー926905論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015507NACSIS書誌IDAN00125003
著者名庄司 亜香音
後藤 拓弥
書誌名水利科学
別誌名Water science
発行元水利科学研究所
巻号,ページ365号, p.99-118(2019-02)ISSN00394858
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抄録尾瀬国立公園は1990年代頃から本格的な調査でニホンジカの生息が確認されはじめ,貴重な湿原植物の採食や湿原の裸地化が問題視されるようになった。それらの問題に対して環境省では(1)行動生態の把握のための調査,(2)尾瀬内での捕獲及び(3)モニタリング調査という三本柱による対策を行っている。(1)については2008年より,GPS首輪によるシカの行動追跡調査を実施し,日光と尾瀬を行き来する個体群の存在が明らかになっている。(2)については2013年より,尾瀬内のくくりわな及び銃器を用いて尾瀬ヶ原を中心としたニホンジカの捕獲を実施し,2017年は合計43頭を捕獲した。また,秋よりも春,くくりわなよりも銃器の捕獲効率が高いことが分かっている。(3)については個体数変動,植生被害の把握,裸地の遷移状況の把握及び植生保護柵の効果検討を行い,5月下旬から6月にニホンジカの湿原への出没が多いことや採食場所を変化させているといったことが分かっており,柵による植生被害防止について一定の効果が認められた。
索引語ニホンジカ;くくりわな;捕獲;把握;尾瀬国立公園;調査;湿原;尾瀬内;実施;銃器
引用文献数15
登録日2019年07月10日
収録データベースJASI, AGROLib

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