定植時期と最低温度がデルフィニウム‘さくらひめ’の採花時期,切り花本数と品質に及ぼす影響

定植時期と最低温度がデルフィニウム‘さくらひめ’の採花時期,切り花本数と品質に及ぼす影響

レコードナンバー927038論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036495NACSIS書誌IDAA12400453
著者名横井 昭敏
下田 かおり
廣瀬 由紀夫
書誌名愛媛県農林水産研究所企画環境部・農業研究部研究報告
別誌名愛媛県農林水産研究所研究報告(企画環境部・農業研究部)
Bulletin of the Ehime Research Insutitute of Agriculture, Forestry and Fisheries(Department of Planning and Environmet, Department of Agricultural Research)
愛媛農林水研研報
Bull. Ehime Res. Inst. Agric. Forest. Fish.
愛媛県農林水産研究所研究報告. 企画環境部・農業研究部)
発行元愛媛県農林水産研究所
巻号,ページ11号, p.43-54(2019-03)ISSN18837395
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抄録愛媛県育成シネンシス系デルフィニウム品種‘さくらひめ’の採花期間は,12月から翌年6月までを想定しており,この期間中の連続出荷体系を確立することで,北海道の夏秋出荷とあわせた市場への周年供給体制が構築できる。デルフィニウムは生育適温が15~25℃とされているが,品種や系統によって温度帯が若干異なる。また,近年の燃油価格の高騰により県内のデルフィニウムの生産現場では,栽培期間中の最低温度15℃を確保するための加温管理が十分に行われていない事例がみられる。そこで,‘さくらひめ’において12月から翌年6月まで連続的に採花が可能となる定植時期及び栽培期間中の最低温度について検討を行った。‘さくらひめ’を9月から翌年の4月にかけて定期的に定植し,最低温度6℃,10℃,15℃の条件下における定植時期別の切り花の採花時期と収量及び品質を調査した。その結果,最低温度6℃では,10月中旬以降の定植時期における採花時期が翌年の4月中旬から6月中旬までの2か月間に集中した。最低温度10℃では,12月上旬から翌年の6月上旬まで連続して採花が可能であった。最低温度15℃では,最低温度10℃と採花時期に大きな差は見られなかったが、切り花品質が優れる傾向がみられた。さらに,加温に要するコスト及び切り花単価を考慮して試算した収支をあわせて検討した結果,‘さくらひめ’では9月上旬から11月中旬にかけて2週間毎に定植を行い,最低温度10℃で管理を行う栽培が最適と推察された。
索引語さくら;デルフィニウム;採花;品質;最低温度;定植;栽培期間中;検討;愛媛県育成シネンシス系デルフィニウム品種;採花期間
引用文献数5
登録日2019年08月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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