リンゴの長期貯蔵に適する品種および貯蔵技術の組み合わせ

リンゴの長期貯蔵に適する品種および貯蔵技術の組み合わせ

レコードナンバー927293論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名葛󠄀西 智
小林 達
工藤 剛
後藤 聡
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ18巻・ 2号, p.173-184(2019-04)ISSN13472658
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抄録国産リンゴの周年供給体制を強化するため,長期貯蔵後も高い品質を維持しうる品種を選定し,各品種と貯蔵技術の最適な組み合わせを明らかにすることを目的とした。まず,中・晩生の30品種を対象にCA貯蔵または1-MCPくん蒸剤の利用による品質保持効果を検証した。現行の後期販売の主体であるCA貯蔵の有袋‘ふじ’と同等以上に品質が安定した品種として,‘秋陽’,‘世界一’,‘ジョナゴールド’,‘こうたろう’,‘シナノゴールド’,‘あおり15’,‘アンビシャス’および‘あおり21’の8品種を選定した。次に,これら8品種を対象としてCA貯蔵,1-MCPくん蒸剤および1-MCP+CAによる品質保持効果を検証した。その結果,‘世界一’,‘あおり15’,‘アンビシャス’および‘あおり21’は,これらの方法を利用しても長期貯蔵後に高い品質を維持するのは難しいと考えられた。一方,‘秋陽’,‘ジョナゴールド’,‘こうたろう’および‘シナノゴールド’は1-MCP+CAの方法により果皮褐変や果肉褐変の障害がなく,高い品質が維持された。また,この場合の1-MCPくん蒸剤の処理適期は,‘秋陽’および‘ジョナゴールド’で収穫3日後まで,‘こうたろう’および‘シナノゴールド’で収穫6日後までと考えられた。
索引語ジョナゴールド;こうたろう;シナノゴールド;品質;品種;あおり15;アンビシャス;MCP+CA;維持;CA貯蔵
引用文献数37
登録日2019年08月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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