昭和の蚕品種の復活と洋装服地への実用化

昭和の蚕品種の復活と洋装服地への実用化

レコードナンバー927385論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003601NACSIS書誌IDAA1158833X
論文副題「太平×長安」と「秋光×竜白」
著者名飯田 のり子
平川 嘉一
常山 泉
田中 幸夫
書誌名大日本蚕糸会研究報告
別誌名Journal of Dainippon Silk Foundation
大日本蚕糸会研究報告
発行元大日本蚕糸会
巻号,ページ66号, p.17-30(2019-03)ISSN
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抄録昭和の中後期に高い普及率を示した蚕品種「太平×長安」と「秋光×竜白」の復活を目指して各原種の維持・育成を行い,「純国産シルクを用いた洋装服地の開発」で用いられる蚕品種として実用に供した。そして,「長繊維シルク生地への起毛加工技術の確立」と「物語性とブランド力のある洋装服地の作製」を行った結果,(1)起毛加工技術については,いくつかの課題は残されているが,加工工程の追加などにより既存の合成繊維の起毛加工施設において長繊維シルクの起毛加工生地を作製できることが明らかになった。そして,起毛加工したシルク生地の風合いと品質の調査および着用試験の結果から,起毛加工したシルク生地の特徴として「毛質の良さがもたらす柔らかい感触」と「ふくよかで心地よい厚み感」をもち,カシミヤを上回る「まれにしかない優れた生地」であると評価された。また,(2)洋装服地の作製では,蚕品種「太平×長安」の生糸を用いたサッカー生地を紳士用夏物ジャケット向きとして提案した結果,2016年および2018年に都内のデパートにて,アパレルメーカーが作製したジャケットが数量限定で販売された。
索引語蚕品種;洋装服地;昭和;作製;シルク生地;長安;結果;復活;起毛加工;秋光
引用文献数18
登録日2019年08月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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