肝嚢胞が認められた遺伝性多発性嚢胞腎の猫に対する臨床病理学的検討

肝嚢胞が認められた遺伝性多発性嚢胞腎の猫に対する臨床病理学的検討

レコードナンバー927599論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名小林 沙織
佐々木 淳
御領 政信
内田 直宏
井口 愛子
山崎 真大
佐藤 れえ子
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ72巻・ 4号, p.215-221(2019-04)ISSN04466454
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抄録常染色体優性猫多発性嚢胞腎(feline autosomal dominant polycystic kidney disease: fADPKD)は,人ADPKDと類似した病態をとる。肝嚢胞を有するfADPKDの猫3例の臨床病理学的検討を行った。肝臓の病理組織学的検査及び肝嚢胞液の分析を実施した。3例は,すべてペルシャ種の雄であった。2例の肝臓に限局性で多房状の肝嚢胞を認め,1例に大きな単胞性肝嚢胞を認めた。大部分の肝嚢胞は肝葉辺縁部に位置していたが,組織学的に,微小な肝嚢胞が肝実質内にも認められた。肝嚢胞は,一層の低立方状細胞で内張りされていた。肝嚢胞液は,血清と比べ,K+及びBUN濃度は高く,Na+,Cl-,Cre濃度は類似していた。いずれの症例とも,肝機能低下を示唆する血液検査所見は認められなかった。
索引語肝嚢胞;K+;臨床病理学的検討;肝;類似;肝臓;肝嚢胞液;猫;嚢胞;常染色体優性猫多発性嚢胞腎
引用文献数17
登録日2019年09月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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