紅藻トサカノリMeristotheca papulosaは一年生?

紅藻トサカノリMeristotheca papulosaは一年生?

レコードナンバー927661論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
論文副題千葉県館山市坂田地先における標識藻体のモニタリング
著者名Chen B.
秋田 晋吾
上原 陽人
藤田 大介
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ67巻・ 1号, p.49-56(2019-03)ISSN03714217
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抄録トサカノリMeristotheca papulosaは重要な食用紅藻の一種で,日本では本州中部以南に分布する。本種の寿命は鹿児島県では1年生,高知県では多年生と報告されているが,藻体の継続的な観察例はない。本研究では,千葉県坂田地先で藻体に標識して追跡したほか,カゴによる保護実験とインターバルカメラによる植食動物の確認も行なった。2016年3~4月に標識した9藻体のうち3個体が翌年7月まで生存した。藻体長は5月に最大となった後に減少し11月に最小となったが,その後再び増加した。藻体には食痕がふつうに認められ,植食性魚類の出現をカメラで記録した。カゴ実験(2017年3~10月)ではカゴ内外に6藻体ずつ固定した。藻体は6月に最大となった後,カゴ外では7月,カゴ内では9月まで生存した。カゴへの侵入が認められたクロヘリアメフラシは摂餌実験で最も高い摂食量を示した。以上,本種は多年生海藻であるが,植食動物の摂食や波浪が生残に影響を及ぼすと考えられる。
索引語papulosa;藻体;カゴ;標識;千葉県館山市坂田地先;標識藻体;本種;食動物;生存;多年生
引用文献数22
登録日2019年09月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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