有明海におけるアサリ稚貝育成装置の開発

有明海におけるアサリ稚貝育成装置の開発

レコードナンバー927703論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20526842NACSIS書誌IDAA1269198X
著者名長本 篤
濱崎 稔洋
篠原 直哉
的場 達人
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ29号, p.1-7(2019-03)ISSN 
全文表示PDFファイル (1890KB) 
抄録これまで有明海研究所では,殻長約10mmのアサリ稚貝を海面で簡易に育成できる装置の開発を行ってきたが,装置への付着物が多く,頻繁なメンテナンスが必要なことから,実用化には至っていない。一方,豊前海では,潮の干満差を活用して筒内を清掃することにより,装置の機能維持のためのメンテナンスを軽減できる育成装置(以下,豊前式装置)が開発され,実用化されている。今回,有明海において,豊前式装置の原理を利用したアサリ稚貝育成装置(以下,有明式装置)の開発試験を行った結果,有明式装置に殻長約1mmの稚貝を約12万個体/m2収容し,春季にD.L.(潮位観測基準面)+2.0mの場所に設置することにより,メンテナンスすることなく豊前式装置と遜色なく成長することが明らかとなった。開発した有明式装置は,D.L.+2.0mに設置場所が限定されることから,今後,設置方法についてさらに研究を進めることにより,実用化が期待されるものと考えられた。
索引語開発;装置;メンテナンス;実用化;豊前式装置;有明式装置;有明海;アサリ稚貝育成装置;以下;稚貝
引用文献数9
登録日2019年09月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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