九州大学宮崎演習林におけるニホンジカ生息数推定方法間の比較

九州大学宮崎演習林におけるニホンジカ生息数推定方法間の比較

レコードナンバー927800論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00006960NACSIS書誌IDAN00055178
著者名長 慶一郎
菱 拓雄
鍜治 清弘
壁村 勇二
山内 康平
佐々木 寛和
井上 幸子
緒方 健人
南木 大祐
久保田 勝義
椎葉 康喜
馬渕 哲也
宮島 裕子
田代 直明
内海 泰弘
榎木 勉
矢部 恒晶
村田 育恵
書誌名九州大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Kyushu University Forest
発行元[九州大學農學部附属演習林]
巻号,ページ100号, p.29-34(2019-03)ISSN04530284
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抄録九州山地中央部に位置する九州大学宮崎演習林(2,915ha)の下層植生状態が異なる三方岳団地と津野岳団地において,4つの調査方法(スポットライトセンサス,糞粒調査,広域目撃調査,コース別目撃調査)による密度指標を比較した。それぞれの調査で変動が一致せず,方法によって団地間のシカ個体数の密度指標は大きく異なっていた。三方岳団地では調査方法によって経年変化の傾向が異なった。三方岳団地では5月に実施したスポットライトセンサスの調査方法のみが増加傾向を示し,その他の調査方法では減少傾向を示したが,年度と有意な相関があったのは広域目撃調査のみであった。また,津野岳団地でのシカ生息密度指標はいずれの方法でも観測当初の低い密度から,近年増加する傾向がみられたが,有意な傾向があったのは5月に実施したスポットライトセンサスのみであった。この増加傾向は,近年の津野岳団地での急激なスズタケの衰退の事実と一致する。5月に実施したスポットライトセンサスと糞粒調査,また11月に実施したスポットライトセンサスと広域目撃調査,コース別目撃調査のそれぞれで有意な正の相関がみられた。精度の高い調査法がない現状では,複数の指標からシカの密度変化の動向を評価することが重要である。
索引語スポットライトセンサス;調査方法;実施;方法;傾向;三方岳団地;津野岳団地;広域目撃調査;九州大学宮崎演習林;比較
引用文献数12
登録日2019年10月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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