北海道におけるコムギ眼紋病の発病と気象条件の関係と薬剤散布のタイミング

北海道におけるコムギ眼紋病の発病と気象条件の関係と薬剤散布のタイミング

レコードナンバー927840論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014149NACSIS書誌IDAN0019269X
著者名竹内 徹
書誌名日本植物病理學會報 = Annals of the Phytopathological Society of Japan
別誌名Japanese journal of phytopathology
日本植物病理学会報
発行元日本植物病理學會
巻号,ページ85巻・ 2号, p.101-107(2019-05)ISSN00319473
全文表示PDFファイル (909KB) 
抄録1987年から1996年までの10年間,コムギの連作ほ場においてコムギ眼紋病の発病を調査し,気象要因との関係を検討した。コムギ眼紋病の重症茎は,5月上旬の最低気温と負の関連性,11月上旬の1mm以上の降水日数と正の関連性が認められた。コムギ眼紋病の発病推移を2ヵ年調査した。初発は10月下旬に認められ,融雪後の4月下旬以降に発病は急増した。11月上旬の降雨は第一次感染に影響し,5月上旬の最低気温は感染期間の長期化に影響しているものと推察された。チオファネートメチル水和剤およびプロクロラズ乳剤を用いて散布時期別の防除効果を3ヵ年検討した。最も効果が高い時期は5月上旬(GS31)で,その前後の4月下旬(GS30)と5月中旬(GS33)の効果も高い傾向にあることが明らかになった。本研究によって,5月上旬までの気象要因から本病の多発を予測し,5月中旬に薬剤散布を行うことによって効率的に防除を行うことができる可能性が示唆された。
索引語コムギ眼紋病;発病;効果;関係;薬剤散布;気象要因;最低気温;関連性;影響;重症茎
引用文献数29
登録日2019年10月11日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat