コシヒカリに由来する良食味遺伝子座が米および米飯の低分子量化合物に及ぼす影響

コシヒカリに由来する良食味遺伝子座が米および米飯の低分子量化合物に及ぼす影響

レコードナンバー927844論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名木村 圭一
堀 清純
米澤 加代
西堀 史也
岡 大貴
飯島 健
齋藤 彰宏
辻井 良政
高野 克己
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ66巻・ 5号, p.159-169(2019-05)ISSN1341027X
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抄録良食味であるコシヒカリは,現在まで約40年間日本一の米の生産量を誇っている。そのコシヒカリの米飯食味を向上させる遺伝子座が第3染色体短腕に確認されている。しかし,コシヒカリの良食味遺伝子座による理化学的な米飯特性については,いまだ解明されていない点が多い。そこで本研究では,コシヒカリと日本晴の交雑体を用いて米飯食味に関わる低分子量化合物を精白米,炊飯米および炊飯外液について解析することにより,コシヒカリの良食味遺伝子座が米飯食味に与える影響について検討した。解析の結果,コシヒカリと日本晴の低分子量化合物のプロファイルは,精白米,炊飯米および炊飯外液それぞれで異なっていた。交雑体では低分子量化合物のプロファイルが置換した良食味遺伝子座の由来する品種に近づいていた。また,今まで良食味の要因とされてきたグルタミン酸およびアスパラギン酸以外の低分子量化合物にも変動がみられた。従って,コシヒカリの第3染色体短腕の未同定遺伝子は,今まで食味に関すると言われていた以外の化合物組成に影響を与えていることが示唆された。
索引語コシヒカリ;低分子量化合物;良食味遺伝子座;米;影響;第3染色体短腕;日本晴;由来;米飯;米飯食味
引用文献数31
登録日2019年10月11日
収録データベースJASI

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