植物成長調節物質を用いないケハエアロエ(Aloe tomentosa Deflers)のマイクロプロパゲーション

植物成長調節物質を用いないケハエアロエ(Aloe tomentosa Deflers)のマイクロプロパゲーション

レコードナンバー928025論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名古川 一
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ18巻・ 3号, p.227-233(2019-07)ISSN13472658
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抄録ケハエアロエ(Aloe tomentosa Deflers)は発芽から種子生産が可能になるまでに10年程度の期間が必要である。一方,Aloe属植物のマイクロプロパゲーションでは,ハイパーハイドリシティーとソマクローナル変異の抑制が問題となっている。これらの問題を解決するために,ケハエアロエにおいて無菌播種と植物成長調節物質を用いない腋生分枝法によるマイクロプロパゲーション技術の開発を検討した。1/2MS培地に無菌播種したところ正常な実生の出現率は47%であった。継代培養して育成した植物体を1/2MS培地を用いて腋生分枝法で増殖したところ,腋芽が伸長して外植片当たり平均6.4本のシュートを得ることができた。培地へのBAPの添加はハイパーハイドリシティーを誘導した。これらのシュートは容易に発根し順化後に無加温のハウスで栽培することができた。以上の結果から,ケハエアロエにおいて,無菌播種は培養系の確立に利用でき,植物成長調節物質を用いない無菌播種および腋生分枝法はケハエアロエにとって有効な増殖技術であると判断した。
索引語無菌播種;植物成長調節物質;腋生分枝法;マイクロプロパゲーション;シュート;期間;抑制が問題;実生;用いて腋生分枝法;BAP
引用文献数28
登録日2019年11月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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